暮らしを楽しくする小話

公開日:2022年02月24日

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気付けばもう2月も終盤!毎日寒くて、なるべく無理しないように…自分を大切に、大切にしすぎた結果肥えて体が重いmoriです、ごきげんよう。春の暖かさが待ち遠しいですね。

 

世間の流行を時差+3か月で取り入れる私。突然ですが「FIRE」って知ってますか?大仁田厚でもなければ、スティーヴィーワンダーでもございません。正解は「Financial Independence,Retire Early」すなわち、経済的自立と早期リタイアという概念。主に20・30代の間で注目されている言葉だそう。ぱっと聞いて羨ましなと思ったのですが、結構ルールが多いみたいで(詳しくはウェブサイトで検索してみてください)ものぐさな私にはちょっと合わないかも…でもそんな言葉を知れただけでも収穫♪ということで、今回は節約好きだけど下手人間moriの誰トク!?な、生活術をお届けしようと思います。

 

 

スーパーは娯楽施設

香川はスーパーが多いですよね。実際、高松市は全国的にもスーパーが多い地域だそう。私の地元は『万代』と『オークワ』の二大巨頭が鎮座していたので、香川県に来てスーパーのハシゴを覚えました。

節約本を見ると、ちょくちょく「スーパーのハシゴは時間とお金の無駄」とあるのですが、moriはスーパーを“日常のアミューズメントパーク”と考えているので、例えばクロワッサンは『ラ・ムー』、シュークリームは『エブリイ』など(両方とも製造直売で安いのに絶品)ハシゴを楽しんでいます。

で、最近みつけたおもしろスーパーがこちら。

トーアマート

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田村神社のたもとにオープンした『トーアマート』。コンビニサイズの店内に、菓子や食品、日常品がどっさり並んでいます。

何がおもしろいかというと、普通のスーパーではあまり見かけない商品が安くゲットできるというところ。チキンラーメンで作るサラダや、カラフルでゆめかわなケロッグのシリアルを破格で購入できました。あと、いつも使うキッズ歯磨き粉も半額でゲットできましたよ。生鮮食品などの取扱いが無いので、個人的にはピンポイントで必要なものを買い求めるというよりは、行ってから欲しいものをごぞごぞ探してゲットする、宝探し感覚で楽しめるスーパーかなと思います。moriのようなお得大好き、掘り出し物大好きな人におすすめです。年中無休・24時間営業なのも高ポイント。

アミューズメント系スーパー(勝手に命名)でいうと、多肥下町のフーズランドもこちらにカテゴライズできるかもしれません。商品数が多く、普段使いにも持ってこいのスーパーですが、冷凍食品やアイスなどが安いほか、めずらしい調味料や外国産菓子のラインナップが豊富で、目で楽しめるのもうれしいところ。それでいうと東山崎町のコストレマートもありますね。ここだけでしか買えない、お気に入りを見つけられるって幸せ。

毎日通うスーパーも捉え方ひとつで遊び場になるし、使い分けしてみると楽しいですよ。せっかくお金を払うなら、気持ちよく使いたいものです。

 

時は金・金・金なり

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スーパーをハシゴする時間はあるけれど、料理する時間は無い、そんな私にマッチした神商品をみつけたので紹介します。

からあげっておいしいですよね。でも油を大量に使うし片付けも面倒…。そんな悩みを一挙解決してくれる逸品を発見。な、なんと鶏肉をレンチンオンリーOKという、夢のようなからあげ粉とな!スーパーで見た瞬間、猫の手の素早さでカゴに入れた自分を忘れられません。

帰宅後、早速作ってみました。からあげ粉を肉にまぶしてラップをかけてレンジでチン♪目をつむっていてもできそう(危険)。今回モモ肉とムネ肉を試したのですが、断然ムネ肉推しです。モモ肉だと脂のせいか、若干ウェット感が出てしまったので。揚げないのでカラっとした衣にはならないものの、某からあげクンや冷凍食品にあるしっとり系のからあげが好きな人にガチッとハマると思いました。2・3個単位で作れるので手軽、ムネ肉はお手頃ときたら、リピート確定かな。

また便利な時短料理グッズをみつけたらお知らせしますね。

図書館は私の家

ここ数年、滅多に本を買わなくなりました。本を読みたくなれば、いの一番に図書館へ行くからです。探す時間も短縮したいので、公式ホームページで予約してから取りにいくスタイルが定番。人気の新作書籍は100人待ちなどザラなので、そうなるとフリマサイトで購入します。読めばまた売れますし。あとは楽天マガジンやkindle、レンタルコミック、ブックオフなどその時々で替えています。

家がコンパクトなので本を多く持てないのも理由のひとつですが、住民税を払っている以上は“図書館は私の家(正:みんなの施設)”ありがたく利用させていただこう!という気持ちでお世話になっています。

ここで、最近図書館でみつけたおすすめ2作をピックアップしますね。

『なるべく働きたくない人のためのお金の話 大原扁理著』

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週2回働き、年収100万円以下で暮らす著者の考え・行動・お金との向き合い方が綴られているのですが、先に言いましょう、こちらは単なる節約本ではなく、生き方本です。私みたいにラクして得したい人間には到底かなえることのできない生き方を貫いていて、見ようによっては修行僧のようにストイックな生活を試し、むしろ楽しんでいるかのよう。題名に惹かれて読んだ安直な自分を戒めたい。生とは、幸せとは何か。いろいろ考えるきっかけを与えてくれた本です。

『電柱マニア 須賀亮行著』

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日常にころがっているもの、いや、刺さっているもの。それは電柱。幼い頃は凧揚げの凧をひっかけたり、とりあえず登ってみたりなど、常にいたずら心の対象であったのに、今では見向きもしなくなった存在。空気並みに日々に溶け込んでしまった彼ら(彼女?)も、実は個性の塊!多数の写真とわかりやすい文章で構成されているので、今日まで電柱に興味がなかった人も読破できそう。空を見上げればついつい電柱をチェックしてしまう、そんなステキな癖がついてしまうかも。

節約を楽しむ

電気代やガソリン代が今まで見たことのないくらい高かった。食費の高騰。42年もの間、10円を死守してくれたうまい棒が4月からついに値上げ。おうち時間が増えると、どんどん支出が上がる。ストレスが溜まって散財してしまいそう―。値上げラッシュのオンパレードについついネガティヴな言葉を並べがちな日々。でもなるべくなら節約も楽しみながら生きたいですよね(給料が上がってほしいのが本音だけれど)。

ここまで節約上手な人に怒られそうなくらいの浅~い内容でしたが、節約下手なmoriなりに、それを楽しもうとする心意気だけでも伝わりましたでしょうか?高松郊外のとある人物が、孤軍奮闘しながら生活する姿を想像してみてください(笑)。

名建築探訪:第3弾

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シメは名建築探訪。今回は大人のガチャです。

隈研吾氏の名建築をミニチュアフィギア化したこちら。全4種をコンプリートしました。

浅草文化観光センター、高輪ゲートウェイ駅、Sunny Hills、角川武蔵野ミュージアム。

手のひらに余裕で収まるサイズ感ですが、高輪ゲートウェイ駅の中をのぞくとエスカレーターが見えたり、浅草文化観光センターは中がパカっと開いたりと、細やかな仕事が随所に見られます。

隈研吾建築と言えば、高知県や岡山県にもありますね。コロナが収まったらぜひ訪れたいです。

ちなみにひとつ500円。節約してもこういうところで財布の紐がゆるみます。紐を締めすぎても心の健康的に良くないし、無駄遣いも少しなら自己投資ということで…(笑)。