楽しく食べることは楽しく生きること

公開日:2021年11月20日

ご飯タイム猫

こんにちは、はしっコラム担当のタカツキです。朝晩寒くなり、全国各地で紅葉も見られるようになってきました。

もうすっかり秋ですね。

秋といえば「天高く馬肥ゆる秋」という言葉があるように、食べ物がおいしい季節。

今回のコラムは食をテーマに展開したいと思います。

 

「楽しく食べることは楽しく生きること」

ごはんとおかず

こんにちは、はしっコラム担当のタカツキです。朝晩寒くなり、全国各地で紅葉も見られるようになってきました。もうすっかり秋ですね。

秋といえば「天高く馬肥ゆる秋」という言葉があるように、食べ物がおいしい季節。今回のコラムは食をテーマに展開したいと思います。

 

実は私は元々食べ物に無頓着な性格でした。お腹が満たされてある程度美味しければいいというような感覚で、栄養や食べ物そのものにあまり興味がなかったのです。

10代のころは自炊もあまりせず、外食が大好き。でも見た目も気にするお年頃だったので、食べなくて済むならなるべく食べたくない、食事が面倒くさいと思っていました。

 

今は180度考え方が変わって、食事の時間が毎日の楽しみです。それにともなって体型ももちろん変化しましたが(笑)そんなことよりも、ごはんをおいしく食べられるという幸せは人の幸せそのものなんだと感じています。

 

やりすぎダイエット

ヨーグルト

10代のころは見た目が一番大切だと思っていたので、食べられるありがたみよりも、なるべく食べたくない気持ちが強く、母が作ってくれた料理も半分以上残していました。

子供の頃は中肉中背だったのに、10代後半になって平均よりも体重が落ちてごはんを食べなくなった私を見て、母は何度も「ご飯食べなさい。おかずだけでもいいから。」と言ってくれました。

 

でもその言葉すら思春期の私にとっては余計な一言。その上私の両親は二人ともずっと豊かな体型だったので「親が言うことをまともに聞いていたら私も太ってしまう」と必要以上に反抗的になっていました。

 

どうせ残してしまうのだからご飯は作らなくていいと何度言っても、母はご飯を作って食卓に並べてくれます。今はその気持ちを無下にしてしまった自分の幼稚さを反省していますが、思春期の見た目問題は深刻で、出された料理をすべて食べることはどうしてもできませんでした。

 

そうこうしているうちに、毎日のご飯の時間は戦いになっていきます。そんな日々を過ごしているとご飯を食べることがますます苦痛に感じてしまい、ご飯が美味しくないと感じるようになってしまったのです。その頃は他にも悩みが多くつらい時期でした。

 

立ち直るきっかけ

いちごジャム

実は私が食べることを楽しめるようになったのは、数年前からです。つい最近なんですね。

そのきっかけが実は思いもよらず(笑)太ったことでした。今の私を見ている人からは想像できないかもしれませんが、それ以前は少し細めの体型をキープしていました。

 

でもある時慣れない仕事のストレスで一気に体型が変化したのです。

これはかなりまずいと思いましたが、自分の予想に反して他の人からの態度が冷たくなったり、悪口を言われたりしたことは今も含めて一度もありません。

 

からかわれる事は多々ありますが(笑)みんな優しいままです。それどころか「雰囲気が柔らかくなって話しやすくなった!」と言ってくれます。

 

プラスになった面の方が多く、美味しいお店の情報を共有できたり、自炊にも興味が沸き、料理の腕が上達しました(自分の中で)。人生の楽しみが大きく増えたのです。

 

付き合っている彼が批判してこないことも、かなり大きなポイントだと思います。10代のころ付き合っていた彼氏は平均以上に瘦せていた私を見て、まだ瘦せろと言っていました。今なら「バカ言ってんじゃないよ!」と反論できるのですが、当時の私はしっかり気にしていたのです。

 

好きな人からの言葉はかなり影響力がありますよね。今お付き合いをしている人は体型や見た目について文句を言ってくることはありません。本当はちょっと言いたいのを我慢しているのかもしれませんが(笑)否定されないというだけでかなり生きやすくなります。一緒にご飯を食べる時間がぐっと楽しくなりました。

 

食べることは生きること

赤ちゃんごはん

「体は食べたものでできている」という言葉があります。まさにその通りで自分が選んで体内に入れたものは、栄養素の面だけではなく、歯ごたえや香りなども含めて自分に大きく返ってきます。

 

そして食べたもの以上に、食べている瞬間やそこにたどり着くまでのエピソードなどを含めた感情も、自分を作る要素になっていると思うのです。泣きながら食べるご飯は味がしません。みんなと楽しく話しながら食べるご飯はいつもの100倍おいしく感じます。

 

母の口癖は「食べることは生きること」です。食べることは実は結構それ自体がエネルギーを必要とする行為です。もちろん社会の中で見た目は大切。太りすぎて健康を害するのも避けたい。ちゃんと体を動かしながら、食べることを楽しんでいく。それって楽しく生きることそのものだなあと思います。

 

ではここまで読んでいただいてありがとうございました!

大はし住研の橋本さんもかなりのグルメで、毎日更新しているブログには香川県の美味しいお店の情報もたくさん載っています。橋本さんのブログにもぜひ遊びに来てくださいね。それではタカツキでした。

プロフィール

【タカツキミドリ】

webライター・電子書籍作家

香川県在住・発達障害(ASD)をもつwebライター。文章、イラスト、楽器、書道など表現が趣味。

電子書籍を6冊出版中。

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